2016年3月29日

Kenia / Rio - New York (1985)


久しぶりの更新。
今日はブラジリアンシュージョンの女性ボーカルモノ、ケニアの1985年作。
けっこうAORの香りもしてます。
好きな人は果てしなく好きなハズなアルバム。最高です。

手元にあるケニアのCDには日本語ライナーが付いてないし、ネットにも日本語の情報が全然ないので(そもそも「Kenia」って検索したら、国の方のケニアばっかり出てきますしね・・・)
彼女の公式サイトにあるバイオグラフィーなどを読んで、ザックリまとめてみました。

本名はKenia Acioly、リオ・デ・ジャネイロ州ノヴァ・イグアス(Nova Iguaçu)出身の、イタリアにルーツを持つブラジル人。
6歳の時にコパカバーナに渡り、その後はニテロイやレブロンに住んでいたそう。

・・・と言われても地名が全然ピンと来ないので、Googleマップで位置関係を調べてみた。


まあ、Bioに書くほどの移動距離じゃないですね(笑)
コパカバーナとニテロイの間にあるグァナバーラ湾を超えた、ということを強調しているような感じの文だったけど、
世田谷と川崎で「多摩川越えたぞ〜」みたいな感じかな?(雑)

要は、「リオ・デ・ジャネイロで幼少時代を過ごした」の一文で問題なさそう。

で、ここから音楽のおはなし。
音楽への目覚めはけっこう早かったらしく、ピアノを学び、耳でギターを覚えたそう。
でも、彼女の音楽の道を切り拓いたのは、紛れもなく「歌」。

その歌は後期エリス・レジーナに影響を受けているらしく、
やがてサラ・ヴォーン、カーメン・マクレエやジョージ・ベンソンなど、北米のアーティストにも耳を傾け始めたんだって。

彼女がアメリカに渡ったのは1980年のことで、すぐに訪れたレコードデビューは、トランペッターであるクラウディオ・ロディッティの『Red on Red』(1984)というアルバム。
(これは初めて知りました。今聴いてます^^)

Claudio Roditi w/ Kenia『Red on Red』(1984)
 

その後、彼女は1987年〜1991年にMCAとDenonの2つのレーベルに4枚の傑作アルバムを残している。

といった感じでしょうか。

公式ディスコグラフィーによると、これまでに7枚のアルバムがあるらしい。

『Initial Thrill』(1987)
 

 『Distant Horizon』(1988)
 

 『What You’re Looking For』(1990)
 

『Love Lives On』(1991)

『Project: Ivan Lins』(1997)
 

 『Simply Kenia』(2008)
 

『Kenia Celebrates Dorival Caymmi』(2010)
 

僕の手元にあるのは、『Simply Kenia』以外の6枚。
ほとんど母親の棚からパクって来た、というのはここだけのヒ・ミ・ツ。


ケニアの2nd『Distant Horizon』(1988)は、内容は同じで1985年に『Rio - New York』という題でリリースされてるので、こちらが本当のファーストアルバムだと思います。
その1985年のLPのジャケが、一番最初に貼った画像。
サウンド的にも、「1988年」よりも「1985年」と言われた方が、シックリ来ます。

他にもこんなジャケのバージョンもあるようですが、これ以上詳しくはよく分かりません(笑)

ということで、前置きがだいぶ長かったですが、聴いてみましょう!

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(★がオススメ!)
★1. Creepin'
 2. A Voz Do Brazil
★3. Distant Horizon
 4. Shangri-La
★5. There Is A Place
★6. Açuçena
 7. Hit Or Miss
 8. Tears Of Joy


「Creepin'」

僕がスティーヴィー・ワンダーで一番好きな曲のカバー。
原曲の不気味な感じを残しつつ、ナイスなAORチューンに変身してます。
ギターを弾いているのはご存知チャック・ローブ。


「Distant Horizon」
酷い音質しかYoutubeに上がってませんでした・・・
潔くCDで聴きましょう(笑)

Distant Horizon=Aquelas Coisas Todas。
トニーニョ・オルタの神曲のカバー。
カバー曲のチョイスが僕好み過ぎますってば。

原曲を聴いたことない人は、是非そっちも聴いてみてください。
脱線しますが、この曲のカバーは他にセルメンティル・ブレナーブラッド・メルドーなんかが演ってますヨ。


「There Is A Place」

アルバムで一番AOR臭がする曲。
Al Jarreauの「We're In This Love Together」とかが好きな人にはツボかも。


「Açuçena」
Youtubeに無いぞ・・・
イヴァン・リンスのカバー。
原曲は『Depois Dos Temporais』(1983)に入ってます。

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Youtubeで探すのも一苦労(笑)

Joyce CoolingKevyn LettauYutakaあたりが好きな人には必ず刺さるブラジリアンフュージョンだと思うので、よかったらCDを手に入れて聴いてみてくださいナ。

僕の手元にあるケニアの6枚のアルバムは、どれもレベル高くてお気に入りです。
この『Rio - New York』や『Initial Thrill』(1987)、一番最近のドリヴァル・カイーミ曲ばかりを歌った『Kenia Celebrates Dorival Caymmi』(2010)あたりが特にお気に入り。

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その後、Youtubeで徘徊していたら、さっき書いたClaudio Roditi w/ Kenia『Red on Red』(1984)のインストのタイトル曲が、すごくかっこよかった。


CD化されてないみたいなので、念を送るしかないですね。

ということで、ではでは。


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