2016年2月27日

Herbie Hancock / Lite Me Up (1982)


4/27発売のソニー「Crossover & Fusion 1000」シリーズの再発ラインナップから、2枚目のpost。
ジャズサイドのハービーファンからは「こんなもん、けしからん!」と怒号が聞こえて来そうな、パーティ・チューン満載のディスコ/AORなアルバム。

この体に悪そうな炭酸飲料みたいなジャケの名作、
なんと今なら1000円で手に入ってしまいます。

初期のハービーから年順にアルバムを追ってきた人からすれば「なんじゃこりゃ」という音だし(数年前のアルバムからその"予兆"はあったけど、、、)
僕の手元にある、98年の紙ジャケ版のライナーノーツにも「ラディカルな無節操さ」なんて書かれてたりして、ニヤっとしてしまいます(笑)

でも、AOR的な視点に立てば、これはとんでもない重要作。
だって、4曲目「Paradise」は、
プロデュースがJay Graydon、
作者がHerbie Hancock/Bill Champlin/Jay Graydon/David Foster、
演奏メンツにはJeff Porcaro, Abe Laboriel, Richard Pageの名前も。

「Paradise」
AORのベストコンピなんかにも収録されてたりする、名曲ですね。
珍しくヴォコーダーを使わないハービーの歌も個人的にはけっこう好きです。
この1曲だけでもお金払って買う価値があると思います。


他の収録曲はRod TempertonやNarada Michael Waldenを作家陣に迎えたパーティチューン。
僕は最初、「Paradise」にしか興味が無かったけど、アルバムとして聴くうちに他の曲も好きになってきました。

「Lite Me Up!」

「The Bomb」
最後の爆発音に笑ってはいけません。
そういう時代なのです(笑)

「The Fun Tracks」

「Motor Mouth」

「Give It All Your Heart」
最後の曲のこれ、2番目に好きです。
共同プロデュースと女声ボコーダーはPatrice Rushen。


なんか楽しくなってくる曲たちですよね。
これらの曲がアルバムとしてはメインディッシュなわけで、
それが楽しめるようになってくると、アルバムの中での「Paradise」が箸休めというか、良い役割を担っているなーなんて、思ったりします。


個人的には5000円出して買ったすぐ後に海外版で再発され、更に今回1000円で再登場と、複雑な気持ちになってしまうアルバムですが、
今知ったという方にはホントにありがたい再発なはず。

「あるうちに買うときや〜」を肝に銘じておくことを、身を以ってオススメしますよ(笑)
何度後悔したことか。流した涙の数は数知れず。

ではでは。

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